『想いの交錯するお店』 Forbidden Palace Library::

ディラック商店



^^^^^
ディラック商店


しゃらんしゃらーん

マティルダ 「あら、いらっしゃーい。
 グリちゃん今日は非番?」


グリフィス 「いきなりグリちゃん呼ぶなぁあああっ!」

マティルダ 「グーちゃんの方がいい?」

グリフィス 「そういう問題でもねぇぇぇっ!
 ぜーはーぜーはー。
 しかし来るたびに店の中がごちゃごちゃになってないか?」

マティルダ 「これがあたしの商品管理方法よ。」

グリフィス 「どんな商品管理だよ。」

マティルダ 「お店がごちゃごちゃになる度に引っ越すっていう方法。」

グリフィス 「それは商品管理とは言わねぇええっ!
 っていうかそんな理由で引っ越すなよ。」


マティルダ 「でもここも手狭になってきちゃって……。
 こっそり地下室拡張しようかしら?」


グリフィス 「お前さ、それ犯罪だろ。」

マティルダ 「見つからなければいいのよ。」

グリフィス 「……目の前に師団長がいるってわかっててそう言ってるのか?」

マティルダ 「師団長?どこにいるのよ?」

グリフィス 「目の前にいるだろうがぁぁぁぁぁっ!!!」

マティルダ 「目の前?
 赤毛の馬鹿がどうしたの?」


グリフィス 「客に向かって馬鹿言うなぁあああっ!!!
 ぜーはーぜーはー。
 ……マティルダ、お前さワザとやってるだろ。」

マティルダ 「あたり前じゃない。これもお客様サービスよ。」

グリフィス 「どんなサービスだぁあああっ!!!」

マティルダ 「リップサービス。スマイル0リルでもいいけど。」

グリフィス 「どっちも一緒だぁあああっ!!!」

次へ進む


Copyright(c)1997-2001 Fubuki Kogarashi (木枯 吹雪) fubuki@kogarashi.jp 日本語でどうぞ。