
王都シルバニア
繁華街
街の人々で埋め尽くされる繁華街。
露天に並んだ出店には色とりどりの食べ物や食材が並び、あるいは様々な地方の特産品が並べられている。
人にとっても馬車にとっても移動しやすいこの季節、シルバニアでもっとも多くの産物が集まる時期でもある。
木陰にイーゼルを立て、なにやら考え事をしている画家がいる。
どうやら王城を描こうとしているようだ。
 「ぺたぺたぺた」
「ぺたぺたぺた」
 「あ、まだ絵を描いてる。」
「あ、まだ絵を描いてる。」
 「ぺたぺた……………!!!」
「ぺたぺた……………!!!」
 「!?
「!?
 どうしたんですか、アークライト師団長?
 突然シリアスな顔して!?」
 「……聞こえた。」
「……聞こえた。」
 「え?」
「え?」
 「ジュリアさんの悲鳴が聞こえた。」
「ジュリアさんの悲鳴が聞こえた。」
たったったっ
 「ってええっ!?どこに行くんですか、アークライト師団長っ!?」
「ってええっ!?どこに行くんですか、アークライト師団長っ!?」
	▽ 中央公園へ行く
	▽ 城壁へ行く
	▽ 住宅街へ行く
	▽ パン屋ソフトブレッドへ行く
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